2017/04/16

江ノ電2000形(2001+2051)

江ノ電電鉄は、1990年にデザインを一新した2000形電車を投入しました。機構的には1500形を基本としていますが、車体のデザインが変わり窓が大きくなっているのが特徴です。
車端部には、向かい合わせの座席が配置されました。これは東急9000系とか横浜市営地下鉄2000形とか、当時東急車輌で製作された車両に見られた仕様です。ゆとりを求めた当時の世相が反映されていたのでしょうか?
その頃はバブルと呼ばれた時代でもありました。先日日経新聞を読んでいたら、私の履歴書に、いまでは考えられないような予算があったなんていうことが書いてありました。人口動態や世界情勢からみて、あんな時代は二度と来ないだろうなと私は思います。
写真の2001編成は、1990年4月に東急車輌で完成したものです。2016年にリニューアル工事を受け、塗装の変更、液晶モニタの設置、シングルアーム式パンタへの換装が行われました。行先表示はLED化され、窓上に移設されています。
【撮影:佐野次郎 2017.4.6 七里ヶ浜-稲村ケ崎間】

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