2017/07/13

京浜急行電鉄2000形(2041編成)

京浜急行2000形電車の2041編成が、2017年3月8日付で廃車となり、8両編成と4両編成がそれぞれ6本ずつ、合計72両が製造された2000形も8両編成3本を残すのみとなりました。羽田空港ー新逗子間の「エアポート急行」を中心に運用されています。
2000形は、もともと快速特急用として、2扉・クロスシートで製造されましたが、1998年の2100形の登場により、3扉・扉間ロングシート(車端部のみクロスシートが残存)に改造されました。
阪急2800系や西鉄2000形・1000形など、同様にフラッグシップ的な存在から一般車に改造された形式はありましたが、消耗が激しいのか一般車として新製された車両に比較すると早期に廃車となる傾向があるようです。
写真の2041編成は、1985年2月に東急車輛で完成したもので、2000形の3次車に相当します。1999年12月に久里浜工場で、3扉化改造を行っています。前述の通り、2017年3月に廃車となりました。