2017/07/08

荒川線8900形(8902号)

長らく都電荒川線の主力車両として活躍してきた7000形電車ですが、2017年6月11日を最後に引退しました。最後まで運用に就いていたのが、更新時の塗装を復元していた7022号車でした。
7000形の代替となるのが、新規製造の8900形と、7000形の車体を活用して8900形と同等の走行機器を備える7700形となります。それぞれ8両が製作され、計16両で7000形を代替することになりました。
8900形は、直線基調の車体デザインとなっています。角ばった印象のあった7500形更新車を代替した8800形は丸みを帯びたデザインでしたが、7000形の代替である8900形が角ばった印象のデザインになっています。
写真の8902号は、2015年9月にアルナ車両で完成したものです。8900形のうち、8901号、8902号の2両はオレンジ色をアクセントにしています。
【撮影:佐野次郎 2016.12.30 飛鳥山ー王子駅前間】