山手線へのE235系電車の新製投入が、2017年度の量産車の登場により急ピッチで進んでおりまして、2018年4月の段階で既に18編成が完成しました。これによりE231系500番代の総武・中央緩行線への転用が進んでいます。
2014年度に上野東京ラインの開業に伴い車両増備が必要となった常磐快速線に0番代を転属させるため、まず520編成が転用されました。10号車のサハE231-4620だけは、サハE235-4620に改造され、山手線E235系の量産先行車に組み込まれました。
2018年4月の段階で、17編成のE231系500番代が、中央・総武緩行線に転用されています。最初のA520.A540編成では保安装置の変更などの転用改造が行われました。また2017年度の転用車両からはVVVFインバータ、TIMSなどの更新も併せて行っております。
写真のミツA529編成は、新津車両製作所で2004年3月に完成したものです。2010年10月には編成中の6扉車2両を、4扉車に取り換えております。2018年4月にE235系トウ17編成に置換えられ、三鷹車両センターに転属しました。