2018/06/06

E231系500番代(トウ523編成)

山手線用のE231系500番代は、保安装置をD-ATCに代替することを契機として、2002年から2005年にかけて11両編成52本が製造されたものです。山手線で使用していた205系は南武・鶴見・横浜・埼京・京葉・武蔵野線などの路線に転用されました。
0番台(常磐快速・総武中央緩行)を基本として、前面形状の変更、車内の案内表示に液晶ディスプレイを2画面配置しました。新製当初は11連に6扉車2両を組み込んで、乗降時間短縮を図りました。
早くも2015年11月には後継車両となる、E235系の量産先行車が営業運転を開始しました。2017年からE235系の量産車が登場し、先行して2014年10月に転用されたトウ520編成に続く、総武・中央緩行線への転用が進行中です。
写真のトウ520編成は、2003年9月にJR東日本新津車両製作所で完成したものです。2010年12月には編成中の6扉車2両を新製した4扉車2両に代替しています。これは恵比寿・目黒の両駅を先行導入駅として開始したホームドアの導入に対応するためです。
【撮影:佐野次郎 2018.5.4 品川駅】

過去の記事から
南武線に転属した元山手線205系
鶴見線に転属した元山手線205系
埼京線に転属した元山手線205系
京葉線に転属した元山手線205系
https://sanojiro.blogspot.com/2011/01/20524.html
武蔵野線に転属した元山手線205系


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