2018/07/14

東急田園都市線8500系(8625F)

私の生まれは昭和44年ですので、馴染みの深い鉄道車両といえば、京浜東北・根岸線の103系、京浜急行1000形、東急東横線8000系といったところが特に身近な存在だったといえますね。
東急8000系の派生形式である、8500系が平成30年となったいま混雑の激しい田園都市線で事実上の主力形式となっているのはなかなか微妙なところですね。製造年次を考えると5000系に全面的に代替されていてもおかしくありません。
おそらく東横線を東京メトロの副都心線と相互乗り入れするために集中的に5050系を増備したこととの兼ね合いによるものでしょう。これから新型2020系への置換えが急速に進められ、2020年頃に8500系は姿を消すことになると思われます。
写真の8626Fは、1976年12月に東急車輌で完成したものです。新玉川線の開業に備えて投入されたグループで、当初は6連でした。東武線乗り入れ編成で、1997年に行先表示をLED化、2003年に排障器を設置しています。
【撮影:佐野次郎 2018.5.27 すずかけ台ーつくし野間】