2018/07/15

東急田園都市線8500系(8634F)

私は学生の頃、飯田橋にある学校に通うために、一時期山手~桜木町~渋谷~永田町~飯田橋という経路で定期券を購入していました。JR根岸線・東急東横線・営団半蔵門線・営団有楽町線を乗り換えるものでしたが、永田町の乗り換えがやや難儀でした。
桜木町~渋谷間の東横線区間で席に座って、読書や勉強をしようと思い、少し遠回りで何度も乗り換える経路にしたのですが、長続きしないで一般的な根岸線・東海道線・中央線のJRルートに替えてしまいました。
渋谷~永田町間の半蔵門線は、当時半蔵門が終点でしたが、営団8000系よりも相互乗り入れ相手の東急8500系が多数派でした。それは1988年でしたが、2018年の現在も24編成240両の8500系が田園都市線で活躍し、東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーラインでも大いに存在感を見せています。
写真の8634Fは、1985年3月に東急車輛で完成したものです。1999年度に方向幕がLEDに改造され、2003年度に先頭車に排障器を増設しました。TOQ-BOX号という広告貸切編成になっていましたが、現在は側面の赤帯だけが残っています。
【撮影:佐野次郎 2018.7.1 すずかけ台ーつくし野間】

過去の記事から
TOQ-BOX号正面装飾を残していた東急田園都市線8500系8634F