横浜ー松本間を結ぶ臨時特急「はまかいじ」は、横浜線の東神奈川ー八王子間を経由して運転されています。回送区間も含めて根岸線内を走りますので、D-ATCを装備した大宮総合車両センターの185系200番代B3.B4.B5編成が「はまかいじ」に充当されます。
185系200番代は、高崎・上越線で使用されていた165系急行形電車の置換えと、上越新幹線開業後の急行の特急格上げのため、1981~82年にかけて112両が製造され、全車が新前橋電車区に新製配置されました。
「踊り子」用として東海道線に投入された0番台が過渡期の対策として153系との併結システムを装備しましたが、200番代は165系との併結システムを装備し、耐寒・耐雪仕様となりました。また1982年6月の東北新幹線大宮開業から1985年3月の上野開業まで、「新幹線リレー号」にも使用されました。
写真のB3編成は、1982年2月に川崎重工で完成し、新前橋電車区に新製配置されました、1985年3月には田町電車区に転属しました。2013年3月には大宮総合車両センターに転属し、2013年7月にはグリーン車のサロ185-204が廃車され、7連から6連に短縮されました。