2018/07/16

東急田園都市線8500系(8637F)

東急田園都市線8500系8637Fは、2018年4月22日から「Bunkamura号」として、ラッピングを施して営業運転に就いています。もともとの青帯に加えて、4色のカラフルなドアが非常に目立ちます。
Bunkamuraとは、東急電鉄の子会社である株式会社東急文化村が渋谷の道玄坂で運営している複合文化施設です。私の感覚としては、現代的な美術館で何回か展示を見に行ったことがあります。
写真の8637Fは、1986年9月に東急車輌で完成したものです。9000系登場のあとに製作されたものですから、冷房装置の変更など様々な設計変更が行われました。内装も9000系に準拠しており、座席のモケットの色もブラウンとオレンジの2色になりました。
1987年に東急ケーブルビジョンの広告車両となって以来、青帯を巻いております。2000年に表示器をLED化、2003年度にスカートを装備、2005年に一部のクーラーを新型に換装、2006年3月には車内案内表示器と自動放送装置を設置しました。
【撮影:佐野次郎 2018.7.1 すずかけ台ーつくし野間】