田園都市線の8500系の8634Fは、TOQ-BOX号という広告貸切編成になっています。正面に飾りつけがしてあるほか、この編成だけ赤帯が側面まで回っています。
最盛期には40編成を数えた田園都市線の8500系ですが、5000系の新製により26編成まで数を減らしています。当初の計画ではさらに代替が進むことになっていたそうです。
そんな中でも、スカートなし+幕車の8606F、ハワイアンブルーの8614F、青帯の8637F、VVVF車を組み込んだ8642Fと特徴のある編成も残っています。
写真の8634Fは、1985年3月に東急車輛で完成したものです。1999年度に方向幕がLEDに改造され、2003年度に先頭車に排障器〈スカート〉を増設しています。