EF210形電気機関車はJR貨物がEF65形の代替として製造を継続しているもので、1996年に試作車の901号機を完成させ、1998年から量産機を導入しています。
EF65形の代替ですが、コンテナ輸送が主力となっていることもあり、機関車としての能力は1ランク上のEF66形と同等となっています。また限られた予算の中で製造両数を増やすため、構造の簡素化などによって新製価格の低減を図っています。
2000年3月に完成した車両から100番台に移行し、制御ユニットの構造を変更したり、109号機以降はパンタグラフをシングルアーム式に変更したりしています。
写真の150号機は2008年11月に三菱重工で完成し、新鶴見機関区に新製配置されました。首都圏近郊などで走っています。