東急5000系は2002年5月に田園都市線で営業運転を開始してから、東横線用の5050系、目黒線用の5080系といった派生形式を生み出しながら増備を継続しています。
田園都市線の激しい混雑に対応するために6ドア車の3両組み込みが5105F~5117F、5120Fに対して行われています。そのため中間車に複雑な組み替えが発生し、東横線用の5050系を7両だけ新製して5000系の中間車を転用したりしています。
当初の計画では田園都市線のほとんどが5000系になる予定でしたが、実際には副都心線への相互乗り入れを控える東横線への5050系投入が優先されているようです。
写真の5116Fは2008年6月に東急車輛で完成したものです。5000系としては7次車に相当し、バリアフリー対策の強化を図っています。