東急大井町線8090系の8083Fが営業運転から退いたようです。東急8090系はもともと東横線の急行列車用として1980年から85年にかけて80両〈8両編成10本〉が製造されたものです。
1988年に東横線用の編成は将来のみなとみらい線への直通を踏まえて、正面に貫通路を設けた8590系に組み替え、8090系の5両編成10本が大井町線に転属してきました。
昨年の8091Fに続き、8090系としては2本目の運用離脱となります。8083Fの代替には、東横線への5169Fの新製投入によって捻出された9000系の9003Fが5連に短縮されて大井町線に転用されます。
8083Fは1985年3月に東急車輛で完成したものです。ヘッドライトの位置が腰部に上がった8090系の後期形と呼ばれる編成であります。廃車後は秩父鉄道への譲渡が噂されていますが、実際にはどうなることでしょうか?