もともと上越線用として製造されたEF64形1000番代ですが、運用の広域化もあり首都圏では比較的よく見かける電気機関車だということがいえます。
JR東日本の所属機は3月に廃止された上野ー金沢間の寝台特急「北陸」の牽引機として注目を浴びました。現在では上野ー青森間「あけぼの」の直流区間を牽引しています。
JR貨物の保有するEF64形1000番代41両は3月のダイヤ改正で、愛知機関区に集中配置されました。とはいうものの首都圏を走る姿はそのままで、保安装置の関係から旧高崎機関区の所属機が今まで通りに走っています。
写真の1027号機は、1981年6月に川崎重工・富士電機で完成し、高崎第二機関区に新製配置されたものです。