2021/05/09

相模鉄道8000系(8705F)

相模鉄道8000系は1990年から99年にかけて130両(10両編成13本)が導入されましたが、8707Fは事故により2006年に廃車となり、8702F.8703F.8704Fも20000系に置き換えられて2020年度に廃車となりました。残る初期型ともいうべき8701F.8705F.8706Fも21000系の導入により廃車が近づいている模様です。
既に90両まで減勢しているわけですが、更なる廃車が見込まれます。一方で8708F~8713Fまでの後期に導入された6編成については、YNB化されるという推測がされています。8709Fは既にYNB化を完了して営業運転に就いています。
登場時は斬新に感じた8000系も既に30年を経て、使命を終える編成と新たな装いで走り続ける編成が現れています。VVVFインバータなどの制御装置を更新した後期型を残すという観測ですが、9000系の9701Fのように機器更新されていても廃車された編成もあり、実際どう展開していくかはわかりません。
写真の8705Fは、1992年3月に日立製作所で完成したもので8000系の3次車に相当します。2012年3月に新塗装化されました。2016年5月には前照灯をLEDに換装しています。その他、シングルアームパンタへの換装や行先表示のLED化等が実施されました。

過去の記事から
相模鉄道8000系〈8701F〉
相模鉄道8000系(8706F)
相模鉄道8000系(8709F)