2021/05/05

相模鉄道12000系(12105F)

相模鉄道12000系は、2019年にJR東日本との直通運転用に60両(10両編成6本)が導入されたものです。2018年に1編成が導入された20000系に次いで、「デザインブランドアッププロジェクト」による新造車両の第二弾となります。
車体は軽量ステンレス製ですが、レーザー溶接を取り入れたことにより平滑な仕上がりになっています。断面はJR東日本のE235系と同一の拡幅車体です、内装は20000系と同じくグレーベースの色調で、ガラスを利用した袖仕切りや扉が貫通扉が好印象です。
走行装置は11000系を基本としています。制御装置、台車、集電装置も11000系に準じたものですが、編成の向きや各車両の連結順序は変更となっています。また防犯設備として客室内に防犯カメラが設置されているのは現代の電車ならではですね。
写真の12105Fは、2019年9月に総合車両製作所で完成したものです。2019年11月に相鉄・JR直通線が開業し、12000系は埼京線の新宿(現在は一部が池袋まで)まで乗り入れています。また埼京線のE233系7000番台が相鉄線まで乗り入れてきております。 

過去の記事から
相模鉄道12000系(12101F)
相模鉄道12000系(12102F)
相模鉄道12000系(12103F)