2021/05/08

相模鉄道20000系(20102F)

相模鉄道20000系は相鉄・東急直通線事業による東急線への直通車両として、2018年度に10両、2020年度に60両(いずれも10両編成)が導入されたものです。デザインブランドアッププロジェクトによる初めての新製車両でもあります。
車体はアルミ製で先頭部の複雑な形状が印象的です。貫通路も目立たないように巧みに処理されています。JR線に入る12000系のような拡幅車体は採用せず、車体幅は東急目黒線に合わせて2.270mmです。
客室の色調は全体をグレートーンでまとめられています。腰掛はすべてロングシートです。袖仕切りや荷棚にガラスを採用し、落ち着きのある雰囲気です。また照明のLEDの色調が時間帯によって変化するのが斬新だと思います。
写真の20102Fは、2020年7月に日立製作所で完成したものです。8月12日に営業運転を開始し、入れ替わりに新7000系の7753Fが運用を離脱し廃車・解体されました。今後の20000系の増備は8連となると言われていましたが、2021年度の事業計画で21000系という新形式が起こされることが発表されました。

過去の記事から
相模鉄道7000系(7753F)
相模鉄道20000系(20101F)

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