車体はアルミ製で先頭部の複雑な形状が印象的です。貫通路も目立たないように巧みに処理されています。JR線に入る12000系のような拡幅車体は採用せず、車体幅は東急目黒線に合わせて2.270mmです。
客室の色調は全体をグレートーンでまとめられています。腰掛はすべてロングシートです。袖仕切りや荷棚にガラスを採用し、落ち着きのある雰囲気です。また照明のLEDの色調が時間帯によって変化するのが斬新だと思います。
写真の20102Fは、2020年7月に日立製作所で完成したものです。8月12日に営業運転を開始し、入れ替わりに新7000系の7753Fが運用を離脱し廃車・解体されました。今後の20000系の増備は8連となると言われていましたが、2021年度の事業計画で21000系という新形式が起こされることが発表されました。
過去の記事から
相模鉄道7000系(7753F)
相模鉄道20000系(20101F)