2021/05/12

E233系7000番台(ハエ136編成)

2019年に開業した相鉄・JR線直通事業に際して、JR側が用意したのは埼京線のE233系7000番台であります。70両(10両編成7本)を増備し、既存の310両(10両編成31本)には相模鉄道乗入対応改造を行い、共通に運用しています。
埼京線用のE233系7000番台は、205系の代替を目的として2013年から14年にかけて310両が導入されました。防犯カメラや客室照明のLEDを新製当初から装備していました。製造は急ピッチで行われ、わずか半年の間で205系の代替数を充足したのも特筆すべきでしょう。
埼京線では、新たな列車制御システムとしてATACSを導入したので、E233系7000番台にも2015年から16年にかけてATACS装置の取付が行われました。前面ガラスに貼り付けられている編成ID番号もATACS導入に関連するものです。
写真のハエ136編成は、2019年5月に総合車両製作所で完成したもので、相鉄線直通用の増備車です。ホームドア関係機器の搭載など相鉄線直通対応装備やE235系同様の客室内防犯カメラを新製当初から備えています。

過去の記事から
埼京線205系〈ハエ23編成〉
https://sanojiro.blogspot.com/2013/05/20523.html
埼京線205系〈ハエ28編成〉
https://sanojiro.blogspot.com/2013/05/20528.html
埼京線E233系7000番台(ハエ116編成)
https://sanojiro.blogspot.com/2020/02/e2337000.html