京浜急行1000形は、8両編成と4両編成のほか、昨年から6両編成がラインナップに加わりました。6両編成によって、800形の置換えを進めていくということのようです。
ということは京浜急行では伝統のある、車体長さ18メートルで4扉という普通専用の「多扉車」というコンセプトの車両はなくなるということでしょうか?ホームドア対策かもしれませんが、700形や800形に親しんだ私のようなおじさんには、少しさびしい気もします。
現在では京浜急行の普通も6連が多くなり、日中や休日には比較的余裕がありますね。1000形の6連にも乗車しましたが、座席の奥行きも深く快適です。その昔の普通は先代1000形の4連が主力で、700形や800形の3連というのもありましたので、実際には良くなっているのです。
写真の1313編成は、2012年3月に川崎重工で完成したもので、1000形の11次車に相当します。この編成は客室内の照明にLEDを採用しています。1313編成の営業運転入りによって800形の809編成が営業運転から退いています。