2012/04/24

京浜急行電鉄600形(607編成)

京浜急行600形の607編成は、更新工事完成以来施していた「三笠」号のラッピングを外して、通常塗装で運用に就いています。
今さらいうまでもなく「三笠」は、日本海海戦で活躍した日本海軍の戦艦で、横須賀中央駅から15分程歩いたところに展示されています。陸地に固定されているとはいうものの、国内で実物の戦艦が見られるのは唯一の存在ですね。
「三笠」といえば、やはり司馬遼太郎の「坂の上の雲」ですね。何度読んでも、引き込まれる本です。冷静な現状認識と、たゆまぬ鍛練なくして勝利なしということを教えてくれます。問題の本質を捉え、問題を解決するためには、誰が何をしたらいいかがわからなければ勝つことはできないと感じます。
写真の607編成は1995年6月に川崎重工で完成したものです。2007年7月に京急ファインテック久里浜工場でロングシート化改造を受けております。