2012/04/28

東京急行電鉄8500系(8619F)

2003年3月に始まった、東武伊勢崎線(現:東武スカイツリーライン)・地下鉄半蔵門線・東急田園都市線の3社直通運転は、100kmを越える相互直通区間を持ち、長さの面ではトップクラスの私鉄の地下鉄乗り入れですね。
使用されている電車もすべて20m車体の10両編成と、堂々たるものです。当初は東武側からの乗入れが少なかったですが、既に日中では急行が10分間隔で乗り入れるように増強されています。
長きに渡って増強を続けてきた東京の地下鉄も副都心線の開業を最後として、新線の工事は当分なさそうです。近年では既存路線の車両の新造を積極的に進めていますね。中期的には既存路線の修復が課題になってくるかもしれません。
写真の8619Fは1976年10月に東急車輌(現:総合車輌製作所)で完成したものです。1996年度に表示器をLED化し、2000年度に5両の室内更新、2002年度に先頭車にスカートを増設しています。