2014年1月に梅小路公園に「市電ひろば」を設けて、1978年の全廃以来保管していた7両の市電車両を常設展示するというものです。簡単な屋根を設けただけの屋外展示というのも気になりますが、カフェなどとして活用することのことです。
せっかくJR西日本が梅小路蒸気機関車館とあわせて整備する鉄道博物館の近くに整備するのですから、市電保存館みたいな屋内に大切に保存する形態にしてほしかったところですね。
写真の1903号は、1957年9月にナニワ工機で京都市電918号として完成したものです。1970年に1900形に改造されて1918号になりました。方向幕の大型化や冷房改造などを行っていますが、京都時代に近い姿で走っていますね。
【撮影:佐野次郎 2013.9.11 小網町ー天満町間】