ただしよる年波には勝てず、5000形・5100形といった低床式の連節車の導入を契機に、老朽化した移籍車両の整理も進められていきました。
そんな中で、京都市電からきた1900形だけは、現時点で移籍した全車両が活躍しています。出口が広くて扱いやすく、乗務員から評判が良いからだそうです。
写真の1905号は、1957年にナニワ工機で京都市電920号として完成したものです。1970年にワンマン化されて1920号になりました。「比叡」の愛称をつけられて活躍しています。
【撮影:佐野次郎 2013.9.11 土橋ー小網町間】