2019/04/20

特急「あさま」の489系

私が鉄道を撮影し始めたのは、中学生の頃ですが、1980年代前半「昭和」「国鉄」の時代でカメラは当然フィルム式でした。現代のデジタルカメラやスマホのように気軽に何枚も撮影できるわけではありませんでした。
24枚か36枚撮りのフィルムに、現像代とプリント代がかかるわけですから、撮影は1列車に1枚が基本でした。そのかわりに、ブルートレインや在来線の特急列車は近年に比べるとまだまだ多くの列車が走っていました。
写真は上野駅で撮影した信越本線の特急「あさま」の489系電車です。「あさま」は上野ー長野間の運転ですので、直流専用の189系電車が基本なのですが、数本が交直両用の489系電車を使用していました。
489系電車は主に交流電化されている北陸本線の金沢まで直通する特急「白山」に使用されていました。「白山」は最大3往復の設定でしたので、北陸新幹線で東京から金沢まで行けるようになった現在は格段に利便性が増しています。
【撮影:佐野次郎 1984年頃 上野駅】

1 件のコメント:

  1. ホントですね。
    今日も富山まで2時間で来ました。
    新幹線のおかげだけど、なんとなく味気ない気もします。
    車でも来れるわけですから、なんとも言えませんね。

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