2019/07/14

京成電鉄3000形(3029編成)

京成電鉄3000形は、3200形・3300形などの代替を目的として2002年から製造されている車両で、成田空港アクセス用の3050形、北総鉄道の7500形、新京成電鉄のN800形など派生形式を生み出しつつ、京成電鉄では最多勢力の車両となっています。
3001編成は都営浅草線・京急線に直通する8両編成でしたが、3050形は別として3002編成から2008年2月に完成した3025編成まで6両編成ばかりが製造されました。2013年2月に完成した3026編成から8両編成も製造されるようになりました。
3500形の非更新車や3600形の一部も3000形によって代替され、京成の車両の標準化が進みました。3050形を含めて326両が製造された3000形ですが、次回の増備は新型3100形に移行します。
写真の3029編成は2015年3月に総合車両製作所横浜事業所で完成したもので、3000形の10次車に相当します。3000形8連の増備の進展により、3500形更新車は京急線には乗り入れなくなっています。
【撮影:佐野次郎 2019.5.1 糀谷駅】