2019/07/18

209系1000番代(トタ82編成)

中央快速線では2019年3月のダイヤ改正から、常磐緩行線~千代田線の相互直通運転から転用した209系1000番代2編成が営業運転に入っています。これはE233系へのグリーン車組み込み、トイレ設置工事に対応する予備車を確保するためです。
中央快速線は201系から拡幅車体のE233系0番代に置換えましたので、205系・209系が使用されたことはありませんでした。緩行線にほぼ同じ車体のE231系800番代が走っていますが、209系1000番代は新鮮な印象です。
209系はE233系0番代よりも古い世代の電車にはなりますが、地下鉄乗入れのハードな運用をこなすべく、電動車の比率が高くなっています。といいましてもE233系0番台とは異なる仕様の車両ですので、使用する列車を決めているようです。
写真のトタ82編成は1999年9月に東急車輛で完成し、マト82編成として松戸電車区に新製配置されたものです。2018年10月には常磐緩行線での営業運転を終えて、大宮車両センターで転用改造を受けたのち、2019年1月に豊田車両センターに転属しました。


過去の記事から
常磐緩行線209系1000番台〈マト82編成〉
総武・中央緩行線E231系800番台〈ミツ5編成〉