2019/07/20

中央快速線E233系0番台(トタH55編成)

E233系は、E231系の後継車として主要機器の二重系化などにより故障への耐性を高め、またユニバーサルデザインの採用やバリアフリーを考慮することで人に優しい車両を目指したものです。
中央快速線と青梅・五日市線用として2006年9月から2008年3月までに688両が製造され、豊田車両センターに配置されていた201系を置換えました。その後、京浜東北・根岸線、常磐緩行線、東海道線、京葉線、横浜線、埼京線、南武線などに投入されました。
JR東日本の通勤電車では山手線、常磐快速線、総武・中央緩行線、武蔵野線などE233系が入らない路線のほうが少ないくらいの多数派を形成しています。そのE233系が101系・201系に続いて最初に投入されたのは伝統ある中央快速線というわけですね。
写真のトタH55編成は、2007年3月に川崎重工で完成し、豊田電車区(当時)に新製配置されたものです。中央快速線用のE233系0番台はトイレの設置などグリーン車組み込み対応工事を進めていますので、現行からはまた姿を変えていくことでしょう。
【撮影:佐野次郎 2019.7.16 西国分寺駅】

過去の記事から
中央快速線201系
中央線E233系〈トタT19編成〉
中央線E233系〈トタT32編成〉

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