2010/05/10

中央線E233系〈トタT19編成〉

 中央線・青梅線・五日市線で使用されているE233系電車は、201系電車を置き換えて輸送改善とサービス向上を図ることを目的として、2007年から2009年にかけて688両が製造されました。
 車体は軽量ステンレス製で、201系よりも幅が広がり定員の増加を図っています。車内は明るい色でまとめられ、座席幅もE231系より10mm広い460mmに拡大されています。モニタも2台設置され、ドアの内側にも化粧板が貼ってあります。
 主回路はIGBT-VVVFインバーター方式を採用し、省エネ化を図っています。TIMS〈車内情報処理システム〉を含めた主要機器の二重系化により信頼向上を図っているほか、モーター付き車両を増やして余裕を持たせています。
 写真のトタT19編成は2008年7月新津車両製作所で完成したものです。高架化工事の関係で201系を2本だけ残したとはいえ、あっという間にE233系に置き換わったような感じです。
【撮影:佐野次郎 2010.4.14西国分寺駅】

0 件のコメント:

コメントを投稿