2010/05/04

西武鉄道101系(1251F)

 西武新宿線の急行電車には、新101系も使用されています。4+4+2の10両編成で運転されています。新101系は1979年に池袋線を101系に統一する目的で製造された電車で、1983年まで製造されました。
 車体は前面のデザインを変更し、国電の201系電車のようにブラックのアクセントをつけています。また通風器をグローブ形から押込式に変更しました。その他運転室のスペースを拡大したため、直後の窓が小さくなっています。
 走行機器は従来の101系と共通で、主回路はオーソドクスな抵抗制御となっています。また勾配のきつい秩父線を走るため、国鉄115系電車のような抑速ブレーキを装備しています。大手民鉄では珍しい装備です。
 写真の1251Fは1980年4月に東急車輛で完成したものです。新101系は西武所沢工場でも製造しましたが、多くの車両を東急車輛に外注しています。

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