2010/05/19

205系(ナハ13編成)

 近年横浜線・相模線・南武線などで、205系電車のパンタグラフをシングルアーム式へ換装しています。南武線では先頭車化改造した編成が先行しましたが、写真のナハ13編成のような南武線生え抜きの編成にも波及しています。
 最近製造される電車のパンタグラフはほとんどがシングルアーム式になっています。従来主流だった菱型のパンタグラフに比較すると軽くて丈夫、高速運転にも有利だというメリットがあるそうです。また面積が小さいので雪が積もりにくく、世界的に降雪地区で好んで導入されているようです。
 私などはなんとなく路面電車のZパンタを連想してしまいます。ちなみに南武線の起点である川崎にも、1969年まで路面電車が走っていました。今は高架になっている京急川崎駅のあたりから塩浜まで走っていました。
 写真のナハ13編成は1990年8月川崎重工で完成したものです。約20年間南武線を走り続けています。