2010/05/09

小田急電鉄2000形〈2059F〉

 小田急2000形は、1000形に代わる標準型通勤電車として1995年から2001年にかけて72両〈8両編成9本〉が製造されました。千代田線に乗り入れることも考慮していますが、実際には各駅停車8連化推進用の8連だけが登場しました。
 車体は1000形と同じ部材を使用した軽量ステンレス製で、幅も2.860mmと共通です。側扉の幅を運転台のすぐ後ろを除いて1.600mmと広めにとっています。
 VVVFインバーター装置はIGBT素子を用いたものに進化しています。またモニタ装置の機能が1000形に比較して大幅に向上しました。
 写真の2059Fは、2001年4月に川崎重工で完成したもので、2000形の3次車でなおかつ最終編成に相当します。

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