2010/05/30

京浜急行電鉄1500形(1601編成)

 京浜急行1500形は1000形と600形・新1000形の中間に位置する汎用車両で、これといった特徴はないものの性能面ではレベルの高い車両です。
 車体は初期形20両だけが普通鋼製で製造されましたが、その他の車両はアルミ製です。車内については、新製当初は800形のような比較的奥行きのある腰掛でしたが、車内更新により片持ち式と呼ばれる新しい電車でよく見られるものに変更されています。
 主回路は界磁チョッパ制御ですが、徐々にVVVFインバーター制御への更新が進められています。また運用面では快特や特急にも入りますが、普通列車での運用が増えています。
 写真の1601編成は1988年1月東急車輛で完成したもので、1500形では初めてのアルミ車体・6両編成で登場しました。のちに中間車を増結して8両編成になりましたが、現在では再び6両編成に戻っています。