2010/05/09

小田急電鉄4000形(4059F)

 小田急4000形は小田急の最新型の通勤電車であり、また3代目の千代田線乗り入れ車両でもあります。2007年から製造が開始され、いまのところ110両〈10両編成11本〉が営業運転に入っています。当面製造が継続される見込みです。
 車体は軽量ステンレス製で、車体の断面は設計のベースが共通であるJR 東日本のE233系2000番台に近いものになっています。客室は明るめの赤を基調したデザインを採用し、座席の一人当たりの占有幅を460mmと広めにとって余裕を持たせています。
 4000形は先述のようにJR東日本のE233系電車をベースに設計したもので、主要機器や回路を二重系として、故障に強い車両になっています。またモニタ装置の機能は車両の保守に際して、大きな役割を果たしているものです。
 写真の4059Fは、2009年10月に東急車輛で完成したもので、4000形としては2次車に相当します。4000形は4062Fの製造までがいまのところ明確となっています。