1958年から1978年まで21年間にわたり356両が製造され、快速特急から普通までこの電車ばかりが走っていたような気もする京急1000形も20両を残すだけとなり、年内には全廃ということになるようです。
京浜急行としては初めて都営浅草線への乗り入れに対応した電車です。もっとも最初に製造された4両は800形〈先代〉として完成し、正面2枚窓で非貫通でした。1959年に登場した量産車から写真のようなスタイルで製造されました。
現在では、6両編成が本線の普通列車、4両編成が大師線で使用されています。いずれも1500形と共通運用になっています。2本ずつしかないとはいうものの、終日運用に就いているため、走る姿をまだまだ見ることができます。
写真の1345編成は、1978年3月東急車輛で完成したものです。4両編成で営業運転に投入されましたが、編成の組み替えを実施して現在では6両編成になっています。