2011/12/10

小田急電鉄8000形(8261F)

小田急電鉄でも、1000形以降の電車はステンレス製の車体となり「銀色の電車」ですので、8000形がアイボリーの塗装を施した最後の通勤電車ということになります。この塗装は、なかなか感じのよいものだと私は思っています。
8000形も登場後20年を過ぎた2002年から、車体修理が始まっています。座席のモケットがバケットタイプとなり、窓ガラスをUVカットの遮光ガラスに取り替えて、カーテンを撤去したりするなどの変化があります。また扉上部に案内装置を増設しています。
主回路も3編成目からIGBT-VVVFインバータ制御に更新されています。主電動機は出力190kWの誘導電動機MB-5102-A形に換装しています。またブレーキ装置も電気指令式ブレーキに変更されています。
写真の8261Fは1985年2月に東急車輌で完成したもので、6連としては4次車に相当します。2006年8月に車体修理を施行しています。