600形の4両編成は、システムの大幅な見直しが行われ、シンプルな構成を採用してコスト低減を目指した2M2Tユニットとなりました。またパンタグラフがシングルアーム式となっています。車内については座席配置を見直し、扉間は4人席1区画と2人席の配置となりました。
更新工事によって、ワイパーカバーに600と形式名のスリットが入り、車内はロングシート化されました。また空調装置や排障器の交換や、モニタ装置・転落防止幌の増設が施行されました。
写真の652編成は、1996年3月に川崎重工で完成したものです。2011年10月に京急ファインテック久里浜工場で更新工事を完了しております。