2011/12/10

小田急電鉄8000形(8251F)

小田急でも電車の世代交代が進み、あれだけ走っていた「小田急顔」の電車も4両編成が2本残るだけになっています。8000形は、「小田急顔」の5000形・5200形のあとをうけて、1982年から87年にかけて160両(6両編成と4両編成が16本ずつ)製造されたものです。
8000形の車体は普通鋼製ですが、ようやく「小田急顔」から脱却しています。私は中学生の頃、8000形の登場を「鉄道ファン」誌で知り、カッコいい電車だなあと思ったものでした。また成人してから、少しの間通勤で利用してなんとなくうれしく思いましたね。
8000形の主回路は界磁チョッパ制御を採用しております。現在では更なる省エネルギー化と、メンテナンスの効率化を目指して、VVVFインバータ制御への取替を進めていますね。導入当時に意図した通り、長期間にわたって使用する方針のようです。
写真の8251Fは、1982年12月に東急車輌で完成したもので、6連の1次車に相当します。2003年2月に、8000形としては真っ先に車体更新を行いましたが、主回路は界磁チョッパ制御のままとなっています。