相模鉄道10000系は2002年から2007年にかけて8編成70両が製造され、老朽化した2100系・5000系・6000系・7000系の置換えに充当されました。
2007年に登場した最終編成の10708Fだけは、事故廃車となった8000系の8707Fを置き換えたものです。この編成は10000系としては5次車になりますが、1次車以来の10両編成となりました。
5次車では、車両間の引戸を増設したり、自動放送装置を設けたりと細かな仕様変更が行われています。
写真の10708Fは、2007年3月に東急車輌・JR東日本新津車両製作所で完成したものです。2007年6月から1年間、「走る横濱写真館」号としてラッピングを施して営業運転に就きました。