1000形では先頭車を流線型として、従来の車両からイメージを一新しています。また6両固定編成を採用して、客室面積の増大とランニングコストの低減を図っています。今となっては意外な感じがしますが、以前は2両編成を3本つなげて6両編成にしていたのです。
側窓は大きな1枚固定窓になりました。立ち席でも外が眺められるようになっております。そんなに混雑さえしなければ、利用しやすい乗り物だと思います。一般の鉄道に比べると、高低差が激しく地下区間や速達列車の退避もあり、見どころも満載という感じがしますね。
写真の1085編成は1994年6月に日立製作所で完成したものです。以前の車両は製造後10年から15年で更新されましたが、1000形はより長い期間使用されております。
【撮影:佐野次郎 2012.9.17 天王洲アイルー大井競馬場前間】