2012/09/17

東京モノレール2000形(2021編成)

浜松町駅と羽田空港を結ぶ東京モノレールの最新型車両は、1997年に登場した2000形であります。東京モノレールの経営はJR東日本の傘下にあります。京浜東北線の快速が浜松町駅に停車するようにもなり、わかりやすいですね。
2000形では、乗降扉を両開き式として乗り降りの円滑化を図っております。東京モノレールの車両の座席は凹凸の多い、なにやら独特の配置でしたが、2000形ではかなり整理されてすっきりとした配置に近づいています。
主回路は東京モノレールとしては初めて、VVVFインバータ制御を採用しました。これによって保守の省力化と省エネルギー化が図られました。東京モノレールでは先代の1000形まで全電動車方式を採用していましたが、2000形では付随車2両を導入して軽量化を図りました。
写真の2021編成は、1998年4月に日立製作所で完成したものです。2000形は2012年9月現在4編成が在籍し、1000形と共通運用で使用されております。
【撮影:佐野次郎 2012.9.17 大井競馬場前駅】