2018/08/17

小田急電鉄30000形リニューアル車(30052F+30252F)

小田急電鉄は、営業運転開始から20年を経過したロマンスカー30000形EXEのリニューアルを開始し、最初に施行した編成は2017年3月から営業運転に復帰しました。愛称もリニューアル後は、EXEα(エクセ アルファ)に変更となります。
カラーリングを変更したことでイメージが変わりました。木目調の内装と照明の一新により、客室内の雰囲気も大きく変化しました。また和式トイレを廃止し、大型のゆったりトイレを導入しています。出入口や客室に防犯カメラが設置されました。
1000形リニューアル車と同じフルSic素子を用いたVVVFインバータ制御装置を採用し、主電動機を全密閉式の新型に換装して低騒音化を図っています。また従来の4M6Tから5M5Tへと10両編成の中で電動車比率を高めております。
写真の30052F+30252Fは、1996年2月に日本車輌で完成したもので、30000形の1次車に相当します。2017年11月にリニューアルを完了しました。本編成で2本目ですが、残りの編成についても順次リニューアルが施行される予定です。
【撮影:佐野次郎 2018.8.14 和泉多摩川駅】