車体はE233系と同じく軽量ステンレス製ですが、千代田線の車両限界に支障するため、裾絞りにはなっていません。車内は、明るめの赤をベースに、落ち着いた色合いでまとめられています。案内表示の液晶モニタが出入口の上部に設置されています。
主回路はVVVFインバータ制御で、情報管理システムTIOSにより、ブレーキ制御の最適化や高度な情報管理を可能にしています。台車はE233系のDT71系列を基本としたボルスタレス式空気バネ台車を装備しています。
写真の4066Fは、2016年12月に総合車両製作所で完成したものです。2012年度以来の4000形の増備となりました。千代田線用の設備の一部を非搭載としており、当面は小田急線内で使用されます。
【撮影:佐野次郎 2018.8.14 百合ヶ丘ー読売ランド前間】
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小田急電鉄4000形(4058F)