2018/10/09

東急田園都市線5000系(5115F)

田園都市線5000系は、2002年から2008年にかけて22編成が製造されました。東横線に4編成が転用され、現在では180両(10両編成18本)が長津田検車区に配置されています。当初は更なる増備が計画されていたようです。
5000系の車体は軽量ステンレス製で、東急車輌(当時)とJR東日本が共同開発したE231系と基本的な構造は同じです。コーポレートカラーの赤帯と、路線カラーの緑帯を巻いています。シートモケットや床材は清涼感を演出するため青系統の色としています。
主制御装置はIGBT-VVVFインバータ制御を採用しています。10両編成で5M5Tとし、台車はボルスタレス台車を装備しております。また車内には14インチ液晶ディスプレイによる情報案内装置を備えました。
写真の5115Fは、2008年5月に東急車輌で完成したものです。4号車のみは2005年2月に完成した5102Fから転用しました。6扉車3両を組み込んでいましたが、2016年3月に4扉車3両を新製して差換えました。新製された3両は座席などの仕様が変更されています。
【撮影:佐野次郎 2018.5.27 すずかけ台ーつくし野間】