2018/10/03

京浜急行新1000形(1801編成)

京急の主力車両として順調に増備が進む新1000形ですが、2015年度の増備車である15次車では新たな展開が見られました、1367編成の永久磁石同期電動機採用と1800番台貫通型の登場です。
1800番台は前面デザインが変更となり、幌の貫通により4両編成を2本つなげた8連の状態で都営浅草線・京成線方面への直通運転が可能となりました。また側面のラッピングデザインが変更され、ドア枠などを除いて車体全体をカバーできるようになりました。
1800番台は全車電動車で構成されています。前照灯・尾灯が交換頻度の少ないLED式に変更されました。また腰掛は扉間・車端部ともロングシートで構成されております。今のところ1800番台はほとんど都営浅草線・京成線方面には入っていないようです。
写真の1801編成は、2016年2月に総合車両製作所横浜事業所で完成したものです。1800番台は2016年9月に完成した1809編成を最後に3編成12両で増備が中断していますが、800形の代替が完了した後に増備再開があるか注目されるところです。
【撮影:佐野次郎 2018.9.5 屏風浦駅】

過去の記事から
京浜急行新1000形(1367編成)
京浜急行新1000形(1809編成)