2018/10/01

京浜急行新1000形(1331編成)

2011年には新1000形に6両固定編成が登場し、1300番台の車号が付番されました。付随車2両を中間に挟んだ4M2Tの構成です。新1000形の6両編成はアルミ車体のタイプには存在せず、ステンレス製だけとなっています。
6両編成は連結運転を行わないので、先頭車の電気連結器と乗務員室の自動連解操作器を装備していません。6両編成の製造は川崎重工が担当し、主制御器・主電動機などは東洋電機の製品を使用しています。
2012年に完成した1313編成からは客室・乗務員室の照明が新製当初からLED照明となりました。また2014年に完成した1331編成からはドア間座席の中間仕切りがなくなり、ポールを座席の下まで通して仕切りを兼ねるようになりました。
写真の1331編成は2014年1月に川崎重工で完成したものです。新1000形の1300番台は72両(6両編成12本)が製造されました。2016年からは1600番台に移行しましたが、双方の増備により800形の代替が急速に進んでいます。
【撮影:佐野次郎 2018.9.5 屏風浦駅】