2018/10/10

東急田園都市線2020系(2123F)

2018年3月に、東急田園都市線では2002年の5000系以来、久々の新型車両である2020系が営業運転を開始しました。2009年4月に5000系の5121Fが新製投入されてから、田園都市線には新しい編成が入っていなかったことになります。
2020系の車体は、総合車両製作所が開発した「sustinaS24シリーズ」を採用しております。基本設計や主要機器はJR東日本のE235系電車と共通化し、量産効果によるコストダウンを図っています。
主要機器については、Sic素子を採用したVVVFインバータ、オイルフリー空気圧縮機、列車情報管理装置「INTEROS」、電気式戸閉装置など東急電鉄では初採用となる機器を多く装備しています。
写真の2123Fは、2018年2月に総合車両製作所新津事業所で完成したものです。2020系は2127Fまでの7編成が完成し、まずは2000系が大井町線に転用されることになりました。今後はどの編成が置換えの対象となるか注目されるところです。
【撮影:佐野次郎 2018.7.1 すずかけ台ーつくし野間】

過去の記事から
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東急田園都市線2000系(2001F)