2019/10/26

西武鉄道2000系(2063F)

西武電車のカラーといえば、1969(昭和44)年に登場した101系から始まるイエローということになるのでしょう。だいぶん30000系・40000系による代替が進みましたが、メインの池袋線でも2000系はかなりの存在感があります。
池袋線で使用されている2000系は、車体のデザインを変更した新2000系で、101系の車体更新による9000系も同じスタイルです。新2000系も車体更新が進み、戸袋窓の廃止などの変化が進んでいます。
車体更新を行っていなくても、集電装置は新製当初の菱形パンタグラフをシングルアーム式に換装している編成が多いようです。また行先表示器も当初の幕式から現在主流のLED式への換装が進んでおります。
写真の2063Fは、1990年3月に東急車輌で完成したものです。集電装置は菱形パンタグラフで、行先表示も幕式を維持しています。今となっては珍しい仕様ですが、それだけ代替が近づいているということかもしれません。
【撮影:佐野次郎 2019.9.2 東長崎ー椎名町間】