2019/10/13

E231系0番台(ミツB14編成)

山手線にE235系電車を新製投入することで捻出されるE231系500番台は、1両をE235系に組込み、10両を中央・総武緩行線に転用する計画になっています。気がつけば、山手線もE235系が大勢を占める状態になっています。
E231系500番台全52編成が中央・総武緩行線に転属しても、全運用を賄うには不足しますので、既存のE231系0番台も6編成程度が残ります。継続使用される編成は6扉車を編成から外して電動車の比率を上げて、500番台と編成を揃えることになります。
6扉車を編成から外すのは、ホームドアの導入に対応するためで、電動車比率を上げるのはE233系で取り入れられた故障への耐性を高めるためという狙いがあるのでしょう。いずれにせよ、中央・総武緩行線のE231系は新たな段階に入ります。
写真のB14編成は、2000年9月に新津車両製作所で完成し、習志野電車区に新製配置されたものです。2003年12月に三鷹車両センターに車両基地が集約され、2018年6月に秋田車両センターでB6編成から電動車2両を組み込み、あわせて機器更新が行われました。
2019.8.15 高円寺駅

過去の記事から
総武・中央緩行線209系500番台(ミツC511編成)
中央・総武緩行線E231系(ミツB11編成)
中央・総武緩行線E231系500番台(ミツA529編成)