京王電鉄では、1963(昭和38)年に登場した先代5000系がアイボリーに赤帯の塗装になるまでの車両はグリーン一色で塗装されていました。京王線では2000系・2600系・2700系などが在籍していたそうです。
私にとって、これらのグリーンの京王電車は鉄道書でしか見たことがなくて、実際に見たのは多摩動物公園駅前に保存されていた1両だけです。いわゆる湘南タイプのスタイルは井の頭線の3000系の前面に引き継がれて実際に見ることができました。
写真の8713Fは、1994年2月に東急車輌で完成したもので、8000系の3次車に相当します。6両+4両編成で新製されましたが、2014年7月に4・5号車の運転台を撤去して10両貫通編成化されています。
【撮影:佐野次郎 2019.8.16 明大前駅】