私の母の実家が京都にあったので、子供の頃は京都に行くことが何度かありました。母と一緒のこともあれば、私ひとりで新横浜から新幹線「こだま」に乗って、京都駅まで祖母に迎えに来てもらったりしていました。
小学生の頃でしたが、当時はまだ京都市電も健在で、行くたびに京都駅の乗り場が縮小されるのが気がかりでしたが、わら天神の停留所は市電の全廃まで残っていました。途中に通ります北野白梅町を起点とする嵐電の存在にも気がついておりました。
京都市電は残念ながら全廃されましたが、嵐電は今でも健在です。2015年に久々に乗りましたが、路面電車より気持ち車両のサイズが大きいですね。観光客で大賑わいでありました。
現在の嵐電の電車は、紫色の塗装が基本でしてこれはこれで良いのですが、私は往年のクリームとグリーンの塗分けが好みです。写真は亡くなった父が1973年頃竜安寺道で撮影したスナップです。